富士見台小学校 ふれあいサタデー




 2004年1月17日(土)に藤沢市の富士見台小学校において,長後共育フォーラムの一環として「ふれあいサタデー」と称する特別講座が開かれました。バスケットボール,将棋,囲碁,指編み,気象観測,合気道,手話,茶道,押し花など(順不同)とともにマジックも企画され,熱田さんをメイン講師に佐藤さんと高木とPTAの協力者がサブ講師となりました。児童は1年生,2年生を中心に全部で13人集まりました。人気としては4番目くらいでしょうか。囲碁や将棋に結構希望者がいたのはいい意味で驚きました。TVゲームが大好きな子供たちは,ああいう遊びに興味がないのかなと思っていたので。

 9時30分から体育館にて開講セレモニー,その後11時30分まで各講座に分かれて行われました。私達はマジックを5つ教えました。
 1.ブーメランカード
 2.コップによる10円の消失
 3.3枚のカード(真ん中のカードが変化する)
 4.切っても切れないロープ
 5.3本ロープ(長さの異なるロープが同じ長さに変化する)
 各演目とも,私達によるデモ演技のあと道具を配布しての解説を行いました。
 私達が講習会等で行うとき,そのときに使用したトリックカードやロープは全て渡してしまいます。その時「材料はすべてあげますから家に帰ってから,お父さん,お母さんに見せてあげてくださいね。」という約束をします。今回も約束しましたが子供たちはこの約束を守ってくれたでしょうか。
 最後はみんなが気に入った「3本ロープ」,「3枚のカード」,「コップによる10円の消失」を希望者により実演をしてもらいました(写真はありません)。机では完璧なのにうまくできなかった人,タネを説明してしまう人など色々いました。
 マジックはタネを知るとそれだけでもうできると思ってしまいます。ただし,人前で演技するには「動作」,「視線」,「せりふ」などをすべて完全にしなければなりません。「マジックのタネを理解すること」と「マジックができること」がぜんぜん違うことを少しでも体験してもらえればいいです。
 今回は長後共育フォーラムの活動として,長後小学校,富士見台小学校の2校を対象に,どちらの学校の児童も受けられるように開放された講座でした。地域の方々が講師となり,PTAの方々がサポートするというユニークな企画です。子供たちも違う学校の子供に話しかけたりして楽しんでいた様子でした。
 非常に有意義な企画だと思います。来月も行われるとのこと、楽しみですね。

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